田口投手
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
田口投手が200球を超える投げ込みをしたりして、盛んに先発アピールをしています。
実際ヤクルトの先発ローテーションは奥川・小川位が確定ランプで高橋はコンディションが戻ればローテグループに
入ってくるのでしょうが、あとはまだまだこれからです。
田口投手はご存知のように昨年のシーズン開始直前にヤクルトの廣岡内野手と交換トレードされてヤクルト入りしたわけです。
巨人原監督の方からの働きかけか、坂本選手の後釜として未完の長距離砲として嘱望されての廣岡選手の巨人入りで、
投手陣崩壊状態だったヤクルトも先発陣の補強としてウェルカムなトレードでした。
田口投手は高卒ドラ3の26歳、プロ7年間で41勝46敗、2S、20H、3.56の成績ですが、
プロ入り4年間は先発専業でしたが、その4年目が16先発で2勝8敗、4.80というトホホな成績で、5年目からは
先発と中継ぎ兼任となり、昨年ヤクルトに移籍、33登板で17先発、16中継ぎ、5勝9敗、4H、4.02でした。
シーズン当初は先発で、ヤクルト先発陣がコマ不足の時に大いにヤクルト投手陣の主軸となっての
活躍でした。先発してQSも上げていましたが、当初ヤクルトは投打がちぐはぐで、勝ち星に恵まれず、
特に阪神戦の先発に巡り合わせかよく当たり、阪神右打線の餌食になり、昨年の阪神が天敵となった一因と
なってしまいました。
そうこうしているうちに先発として成果が出せなくなり、プラス奥川投手を筆頭として先発陣が充実してきたことと、
中継ぎ陣の疲弊もあり、スアレスと一緒に中継ぎへと降格?されました。
ということで田口投手は昨年の雪辱を期して先発アピールしているわけです。
田口投手は石川投手と同タイプのサウスポーの軟投型の投手です。
高橋投手のように剛速球をびしびし投げ込むタイプではなく、コントロールと変化球の切れで勝負するタイプです。
従って投球が単調になると途端に打撃投手レベルになってしまいます。
そうならないためにも田口投手はキャンプで200球を超えるような球数を投げてスタミナを見せつけての
先発アピールになっているわけです。
まだまだ26歳です。本来ならこれから選手としての最盛期を迎える年齢です。
中継ぎの方は今年は宮台投手もやりそうです。
田口投手が高橋・石川・金久保・高梨・サイスニードと先発ローテーション争いに加わってくれれば
ヤクルト投手王国誕生です。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています