雇用機会均等法

いよいよキャンプインです。
ヤクルトでは村上選手が紅白戦で4番に起用されるなんて話も出ていて、いよいよ村上選手は幹部候補生の道を歩み始めたようですが、試合で結果を出さないとまた2軍生活が待っています。

さて、去年でしたか高校野球で「神聖なグラウンド」に女性マネージャーがスカート・革靴で伝令に行って、高野連から注意を受けるという事件?があり、騒ぎになりました。これはルールで伝令は部員登録され背番号を着けた選手しかできないということがあるということで、単なるチョンボをマスコミが騒いだという顛末でした。
マスコミも女性差別ということには飛びつく傾向があるようです。

片や大相撲では、地方巡業で、土俵の上で挨拶していた市長が突然倒れ、その救命に女性看護師?が当たり、行事が「土俵を降りなさい」なんてアナウンスして大問題になりました。伝統とか「国」技とか言っていますが、ここ数年優勝はほとんどが外国人力士で、横綱も外国人。八百長問題・暴力問題でボロボロの相撲協会です。
貴乃花が閉鎖的な協会に革命を起こそうとしましたが、案の定出る杭は完ぺきに打たれました。
不思議なことに大相撲本場所では連日の満員御礼です。貴花時代のようにスーパースターがいるわけではないのに。これが協会が変われない一因ですか。
これだけ世界はグローバル化しているのに、過去の伝統にしがみついていると、いつのまにかスポーツの範疇から外れてしまいますよ。

サラリーマンの世界では男女雇用機会均等法なんてものができて、男性と女性の従業員は完全にイーブンな扱いを受けなければなりませんが、一方アスリートの世界ではそうはいきません。一昨日述べたマラソンでも男女の違いは明らかです。
何年か前に米プロゴルフの男子ツアーにミッシェル・ウィーが挑戦しましたが、結果はボロボロでした。
プロ野球の世界では、水島新司の野球漫画で女性投手が大活躍するなんて話がありましたが、実際には(今のところ)ありえない話です。

プロ野球の試合では女性タレントやアイドルが(時にはきわどい衣装で)始球式を行い、なんてことが常態化しており、「神聖な」グラウンドなんてプロの世界ではどこかへ行ってます。

ともかく今日からのキャンプ、生き残りをかけて選手たちがんばってください。
ヤクルトけんちゃんでした。

カウントダウン: ヤクルト オープン戦スタートまで22日

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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