6月16日対オリックス 古賀の守備
ヤクルト1‐4オリックス(ヤクルト0勝1敗)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトが2年連続最下位だった当時を思い出します。
ヤクルトが負けることに麻痺して、考える気力も失せていました。
昨日のオリックス戦ヤクルト先発のピーターズは2回に突如?乱れて3失点でしたが、5回89球を投げ6被安打、2四球、3奪三振で3失点、2自責点ですからトータルではそれほどひどかったわけではありません。
私が昨日のポイントと思うのは捕手古賀起用です。
今シーズンヤクルトの捕手は中村がメインで時々内山や古賀が先発マスクを被るというシステムです。中村は33歳で捕手は重労働ということで時々お休みを入れています。
内山は打てる捕手ということでヤクルトが育成に力を入れているわけで、先発捕手でないときも外野手として(特に相手先発がサウスポーの時は)出場しています。
謎なのは古賀捕手です。捕手としての能力はそれこそ素人の私には図りようがないわけですが、中村は一応日本一になったことで、捕手としての能力は評価されています。内山はその後釜として勉強中です。古賀が3番手捕手として使われ続けているのは捕手としての能力が優れているということになるのでしょうか。
中村は昨日までで46試合出場(ヤクルトは62試合消化)ですからほぼ3試合に1試合(1カードに1試合)はベンチで待機という感じです。
さて打者としてはほとんど期待できない(.227、0本塁打、0打点)古賀ですが、昨日は初回ピーターズの投球を後逸(判定はワイルドピッチ)でランナーの二進を許します。この回は後続を断って失点を逃れますが、2回2アウト3塁で次打者の広岡を申告敬遠でピッチャー山崎福との勝負を高津監督は選びます。
この山崎投手は打席に立つことがないパリーグの投手ですが打撃大好きでその打力には定評のあるところ、昨年の日本シリーズでも痛打された記憶があります。ピッチャーのピーターズはそんなことは見ていないわけですから、古賀が相手がピッチャーとはいえ油断ならないことはわきまえて普通の打者以上に気を使ったリードをしなければならないところ1ストライクからサラッとストライクを取りに行って山崎に軽打、センター前に返されます。
そして次打者の時に古賀のパスボールで2失点目、完全にパニクッたピーターズはゴンザレスにタイムリーを打たれ3失点目でした。
春のキャンプで古田臨時コーチが口を酸っぱくして言っていたのは、「捕手として何としても球を後ろに逸らさないことが重要。」「それによって投手から信頼される」ということです。ましてや三塁に走者がいるときは体を張ってでもボールを後ろに逸らさないことが大事になります。ピーターズは今後古賀が捕手だと勝負所で大きく曲がる変化球を投げることに躊躇するのでは。以上から私は捕手古賀の起用に大きな?を感じたわけです。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています