IOC
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
このコロナ禍で世界中の経済を始めありとあらゆることがめちゃくちゃな状態になっています。
直接の打撃が大きいのは航空業界・宿泊業・飲食業ですがプロ野球を含むエンタメ関係も大変です。
その中でも巣ごもり需要のゲーム業界などはかなり業績を伸ばしているようで、やはり世の中はゼロサムゲームで、
へこむところがあれば、飛び出るところもあるようです。
米国アメリカンフットボールのメインイベントのスーパーボウルが2月7日に近づいてきました。
毎年この祭典にはびっくりするような視聴率を稼ぎ、そのTVCM料は30秒で何億円とか言われています。
しかし先日のニュースでコカ・コーラやペプシコーラがスーパーボウルのスポンサーから撤退か?
なんて報道がありました。コロナ禍で商品の売り上げが落ち込んでおり、とてもそんな高額な
スポンサー料は払えない、ということのようです。
スーパーボウルでさえこの有様ですから、今夏の東京オリンピックのスポンサーを名乗り出た
各企業も今や思案中でしょう。
IOC(国際オリンピック委員会)は国連の一機関かと思いきや、ただの民間のNPO団体なのです。
オリンピックのCM料やスポンサー料でまかなわれているそうで、4年に1回のオリンピック開催
(冬季オリンピックもありますが)が収入源で、それによって各委員の貴族のような生活を
まかなっているという事です。
このIOCが各種競技の国際団体の上に立っているという事です。
実際に各種競技の国際ランキングなんてものがありますが、オリンピックでの入賞(金メダルとか)が
ポイントでは一番高くなっています。(全競技ではありませんが)
選手にとっては予選会で活躍するなりして、オリンピックに出場すること、そして金メダルを目指すことが、
究極の目的になります。
オリンピックで金メダルを取ろうものなら、その選手はその競技の連盟で引退後も
理事とかなんとかの名誉職(実利も含め)にあずかれるわけです。
他にも指導者としても引退後の生活が約束されるわけです。
そこが野球とは違います。野球少年の夢はまず甲子園に出ること。
次にドラフトで指名されプロ選手になること。ひいてはメジャーへの挑戦なんてあります。
引退後はコーチ・監督になる方はほんの一握りですから、解説者です。
最近はプロ野球の実況も増えてきました。従って、解説者の椅子も増えたという事です。
(ギャラの多寡はともかくとしてです)
また元プロ選手がアマ球界の指導者になる道も開かれました。
王会長が盛んに選手の受け皿としての新球団増設を昨年は訴えていましたが、
それもコロナ禍で消し飛びました。
王会長は先日芸能人と一緒に菅総理大臣と会食していましたが、
プロ球団の増設を陳情していたわけではなさそうです。
ほとんどの競技の選手の寿命はせいぜい30歳代まで。若いうちは自分が愛する競技に
全てを賭けて打ち込んでいても、引退後の人生の方が長いわけで、各競技団体は
偉そうに権威を振りかざすだけではなく、選手の引退後にも気を配ることが求められます。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
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