DH制の導入?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
米国メジャーはまだストが続いており、広島の鈴木外野手はどこのチームに行くの?どころではない
状況で、まだ解決の目途も立っていないような感じです。
選手が一方的に球団から搾取?される状況もいかがなものかとは思いますが、米国のように個人の人権とか
権利があまりに大きくなると、米国のプロ選手の年棒や映画スターや歌手の稼ぎっぷりを見るにつけ、
確かにアメリカは希望の大地であり、成功したものには大きく報いるということは若者に夢を与えます。
しかし一方で貧富の差はどんどん開いています。
私は決して共産主義が良いとは思いませんが、余りに個人の権利が行き過ぎると社会が成り立たなくなるのでは
と思います。
さてそういった中でも、メジャーリーグは粛々と動いており、米メジャーのナショナルリーグも今期から
DH制に踏み切るようです。
そうするとなんでも米国の右へ倣えする日本です。セリーグのDH制導入の声がまた大きくなりそうです。
昨年交流戦ではセリーグが1つ勝ち越しですからほぼ互角、日本シリーズではクロースな試合の連続でしたが、
結局ヤクルトが勝ちました。これによってここ数年続いていたパリーグはセリーグより強い、その大きな理由に一つが
セリーグはDH制を採用していないから、論がちょっと引っ込みました。
結局パリーグが強かったのではなく、ソフトバンクの1強11弱だったのがソフトバンクの凋落と共に
12球団の戦力が均衡してきた、なんて意見もあります。
どんなものでしょう?
私は基本的にはセリーグもDH制を採用した方が面白くなると考えています。
しかし一番の問題はNPBという大きな傘の元に、オールスター戦はともかく、交流戦や日本シリーズでセ・パは
覇を競っているわけです。
その中でDH制のあるないという点はそもそもの競技の根本を変えているわけです。
例えば、セリーグが今年から12回延長ありに戻したのに、パリーグは相変わらず9回打ち切りにするようなものです。
交流戦や日本シリーズでは主催チーム側の制度を採用するから公平性が保たれるというわけではありません。
DH制に関しては肯定論・否定論議論百出ですが、そもそも考えなければならないのは同じプロ野球をするにあたって
大きなポイントでルールが違っていてはいけないのでは、という点です。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています