小川が踏ん張る　6月 | ヤクルトスワローズ愛一筋半世紀

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

巨人戦でほぼ総崩れしたヤクルト投手陣が一呼吸おいて立ち直ってくるかどうか。昨日はそういう意味で
注目の一戦でした。このまま投手陣がずるずる行くと優勝どころの話ではなくなります。

ヤクルト先発の小川は私の懸念を体現するかのような立ち上がりでした。
初回いきなり広島の1番野間にど真ん中の棒球を投げてセンター前ヒット、これで動揺したか2番宇草に死球。
次の菊池が送りバントをしてくれて1アウトをプレゼントしてくれたのがラッキーでした。
しかしこの菊池のバントもセーフティー気味で、捕球した小川のオスナへの送球が逸れてあやうく
内野安打になるところでした。ここが一つのポイントでした。
一呼吸置いた小川がマクブルームと坂倉を打ち取り初回無失点でしのげました。
この後も小川は2・3回とヒットを打たれながら無失点でしのぎましたが、4回に捕まります。
マクブルームに四球、坂倉に右前ヒットでノーアウト1・2塁の絶体絶命のピンチで上本の右へのライナーを
間一髪で山崎が取れず、打球は転々、二塁打となります。
山崎の腕があと10センチ長かったらというところですが、ないものねだりです。
その後の小園の当たりはファーストライナーとなり、ここはツキがありましたが、続く会沢に二塁打を打たれ
計3失点となります。
続く床田にはショートへのハーフライナーが内野安打になります。床田も足が速い！
しかし小川もここから踏ん張り、野間・宇草を打ち取ります。
小川は5回も続投で連打を浴びたりしますが、何とか無失点で切り抜け、結局5回86球を投げ
8被安打、2与四死球、3失点と悪いなりになんとかするところがエースです。

ということでエースが頑張れば打線がこれに報います。
5回まで広島先発床田に1安打2四球ときりきり舞いだったヤクルト打線ですが、床田に疲れが見えた6回に
襲い掛かります。
1アウトから塩見二塁打、山崎四球で1・2塁にすると山田が右前に流し打ってまず1点、そして真打登場で
村上が連日の3ランホームランです。これで逆転。
7回に山崎のタイムリー、8回はオスナのホームランで結果6－3で快勝でした。
これで広島には8勝1敗1分けです。
広島はあと巨人に4勝8敗と大きく負け越していますが、DeNAに11勝1敗、阪神には9勝0敗2分け、と一方的に
勝ち越しています。
昨年ヤクルトが広島・中日・DeNAに大きく勝ち越して優勝したように、優勝するためにはお得意様を作ることは
重要ですが、同時に他のチームにカモにもされていてはとてもです。
さて今日は原樹理と遠藤の先発予定です。
毎度そうですが原樹理が試合を作れるかです。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています