ベスト9
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
恒例のベストナイン、MVP、新人王の発表が行われました。
ベストナインにヤクルト・西武からはゼロなんて報道もありました。
昨年ヤクルトは優勝したこともあり村上・オスナ・中村の3選手が受賞していたのですが、、、
今年のヤクルトの惨状からすれば致し方なし、です。
少し前にはゴールデングラブ賞も発表されています。
本来ベストナインはバッティング、ゴールデングラブ賞は守備の優秀者が受賞すべきです。とすれば両賞の受賞者は別々になっても不思議はないはずです。しかし今年の受賞者を見るとセパ両リーグの投手部門(セリーグDeNAの東投手・パリーグオリックスの山本投手)、セリーグの一塁手(阪神の大山選手)、三塁手部門(セリーグDeNAの宮崎選手、パリーグオリックスの宗選手)、セリーグ遊撃手(阪神の木浪選手)、外野手部門(セリーグ阪神の近本選手・中日の岡林選手、パリーグソフトバンクの近藤選手・日ハムの万波選手)
やはり今年リーグ制覇したチームからは多く選ばれます。逆に言えば活躍した選手が多いから優勝できたとも言えます。他にも阪神の坂本捕手とオリックスの若月捕手(ともにGG賞)、オリックスの森捕手(ベスト9)、オリックスの頓宮一塁手(ベスト9)、阪神の中野二塁手(GG賞)、オリックスの紅林遊撃手(ベスト9)、という感じで優勝チームからの選出は多くなっています。
ちなみにMVPは基本優勝チームから選ばれることがほとんどです。
今年のMVPは阪神の村上投手とオリックスの山本投手で、ピッチャー上位の今年のNPBを象徴しているようでした。
村上投手は新人王とのダブル受賞で1980年の日ハムの木田勇、1990年の近鉄の野茂英雄以来のMVP・新人王ダブル受賞でした。木田投手や野茂投手は入団即大活躍のルーキーイヤーでの受賞ですが、村上投手は2020年のドラ5入団ですから2年間の二軍生活があったわけです。近年特に高卒でルーキーイヤーに即活躍ということが難しくなっており、新人王は支配下登録されてから5年以内で投手は一軍で30イニング以内、打者は60打席以内であれば有資格になります。
純粋なルーキーといえば阪神の森下外野手や巨人の門脇内野手、楽天の渡辺投手、オリックスの茶野外野手など今回新人王の票が入ったルーキーですがいずれも大卒選手です。
近年のヤクルトでも山田選手・村上選手・奥川投手いずれも二軍で基礎を作ってからの一軍デビューとなっています。
賞レースでも悔しい結果に終わった今年のヤクルトですが捲土重来を期して来年の飛躍期待です。
そういえば元ヤクルトの中山きんに君が今年もトライアウトに挑戦して本塁打を放っていましたが、新しくイースタンリーグに加入が決まったオイシックス新潟に入団が決まったようです。
元ヤクルト選手が再度輝く姿が見られることはうれしい限りです。
オイシックス新潟はイースタンですからヤクルトとの二軍戦で中山選手の雄姿がまた見られそうです。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています