山田哲人って凄い!
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
今日は山田哲人選手について語りましょう。
ご存知のように山田選手は前人未踏のトリプルスリー(打率3割以上、本塁打30本以上、30盗塁以上)を3度
達成者しています。まだ若い(27歳)ので更にトリプルスリーの達成を4回5回と増やす可能性もあります。
過去山田選手を含めトリプルスリー達成者は10人いますが、複数回達成は山田選手のみです。
似たような記録に3冠王があります。こちらは過去に7人11度達成されています。
複数回は王選手が2度、落合選手が3度、バース選手が2度です。
記録としては3冠王が首位打者・打点王・本塁打王とそれぞれが表彰項目ですが、トリプルスリーは
表彰項目ではありません。そのような意味から3冠王よりトリプルスリーはかなり軽く扱われます。
しかし山田選手以外に複数回達成者がいないという意味でハードルは3冠王より高いのではと
ヤクルトファンの私は思うわけです。
その難しいわけは30盗塁にあります。
3冠王はホームランバッターがその年は打撃の調子も絶好調で本塁打王と首位打者も取れました、
という場合打点王も一緒についてきそうな感じです。本塁打王が打率もよければ打点は稼げます。
その意味で本塁打30本と打率3割達成者は過去に山のようにいるはずですが、ここに30盗塁という
巨大な山が立ちはだかります。
3割打者の盗塁王も結構いるはずですが、その場合本塁打が伴いません。
決して3冠王を軽んじるつもりはありませんが、(2015年ヤクルト優勝時には山田選手本塁打王、
川端選手首位打者、畠山選手打点王とチーム内3冠は達成しましたが、過去にヤクルト選手の
3冠王はいません)トリプルスリーって偉業ですし、それを3度も達成した山田選手は
素晴らしいプレーヤーです。
もう少し山田選手の凄さを数字面から見てみましょう。
昨年山田選手は110四球を選びました。これは右打者としては歴代3位、日本人としては1位です。
これによって昨年今一だった打率 .271が出塁率 .401と跳ね上がります。5打席に2回は出塁している計算になります。
これと30盗塁の足も合わせれば理想の1番打者となります。
2019年の盗塁成功率は .917(成功33、失敗3)、これは当然12球団トップです。
昨年は山田選手の連続盗塁成功が話題になりました。
終盤はチームのどん底ぶりにやる気が失せたかちょいちょい盗塁失敗が出ました。
山田選手の通算盗塁成功率は .875で150盗塁以上ではNPB歴代1位です。
盗塁の神様阪急の福本選手でさえ盗塁成功率は .781(1065盗塁299失敗)です。
にしても福本選手の1065盗塁というのは凄い数字です。1972年には年間で106盗塁もしています!
ということでここまでだと、山田選手は理想の1番打者になりますが、忘れてならないのは長打力です。
トリプルスリー3度ですし、2015年は本塁打王です。
ということで最近盛んに言われている2番打者最強説から山田選手を2番に持ってくるべきでしょうか。
2番がよいか3番が良いか難しいところです。青木選手と2・3番を争います。
ただし青木選手は休ませながら使うことになりますので、その時は中山選手・山崎選手・濱田選手らを
その時の調子と相手先発によって(右・左)使うことになりそうです。
バレンティン選手がSBに移籍したことにより、逆に選手起用に自由度が増したように思えます。
(少し負け惜しみもありますが)
何にせよ、「早くこいこい開幕日」です。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
山田選手FA移籍して欲しくないです。
確かに凄い選手です
たまに気の抜いたプレーが気になりますが
いや、俺の気のせいかな