村上3冠? 6月29日ヤクルト―広島

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

いやぁヤクルトの強さが際立っています。
今のヤクルトは完全に村上を中心とした「強力打線」のチームに戻りました。
先日まで私が度々書いたように、4月まではヤクルト「貧打線」が何とか取った少ない得点を「強力ブルペン陣」を
持つヤクルト投手陣が必死に守り抜き勝ちを重ねてきたわけです。
やはり潮目は中村の復帰でしょうか。
それまでの主戦捕手である古賀から中村が主戦捕手に取って代わり、8番に置いておくしかなかった貧打の古賀から
6番に座って、1試合2ホームランを打ったりする中村のカムバックは打線のつながり的には大きなものがあります。
もちろん投手のリード面でも相当な違いがあるはずです。
これによって今期大ブレークの長岡を8番に据えて一発もありチャンスにも強い粘り強い打撃の長岡が
8番ということで高津采配に大きなバリエーションが生まれました。
しかし相変わらず5番に座れる人材不足は変わりません。
2番に山崎が定着することで、5番に青木を持ってきたり、相手チームの先発がサウスポーの時はオスナを
持って来たりいろいろと試行錯誤を重ねていますが、いずれも「帯に短し、たすきに長し」というところで、
つくづくサンタナの不在が悔やまれるところですが、ぜいたくは敵です。
ファームの練習試合で長谷川やドラ1の山下がそろりと発進してきました。奥川もそろそろです。
この猛暑は選手たちをばてさせます。
今の最強ヤクルト軍団に疲れが出てきたときに新しい戦力を加えられれば、これがチームの層の厚さに
つながります。

ということで昨日も広島に圧勝、9-2のスコアで広島には9勝1敗1分けとワンサイドです。
村上の2ラン2発が効きましたが、これで村上は本塁打が29本で2位の巨人岡本が20本、打点は78打点で
2位岡本が59打点とこの辺は村上がダントツですが、打率も1位DeNA佐野が.321 で村上が .320と1厘差に迫り
村上の3冠王も冗談話ではなくなってきました。
それでもまだペナントレースも半分が終わったところ、これからオールスターもあって公式戦後半です。
ヤクルトは2位巨人とは12ゲーム差、村上の本塁打王・打点王も独走状態ですが、安心はできません。
現在のヤクルトの爆発の核が村上である以上、村上が不振に陥ったりすれば(3月4月の状態?)
チームの憩いもどうなるかわかりません。

ネガティブなことを言い立てても仕方ありませんが、要は慢心しないでください。ということです。
油断がケガにつながることがままあります。
これも再三言っていることですが、ヤクルトが層が薄いのはまちがいありません。
現在のレギュラーメンバーとスアレスを除いた6人の先発ローテ、これらが一人欠けても
チームの勢いが止まります。(中村不在の期間を思い出してください)
さて本日は石川が先発予定なので捕手は内山壮でしょうか。
石川が200勝に向かって力投します。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

2件のコメント

  • “村神様”村上宗隆…
    村上の独歩的ホームラン生産は恐るべき水準です。
    近年日本でも、韓国でも強いスラッガー型バッターが出ていない中、村上の長打力は新鮮な衝撃です。もちろん、巨人の岡本がスランプなのでライバルがいないのでもっと目立つことはありますが、そうだとしても、二大リーグ最高の本塁打生産力には驚かざるを得ませんね。もう一つ望むことがあれば、チャンスでの解決能力をもっと育てればと思います。
    ソフトバンクの柳田悠岐のようにですね。

    • MONTE CRISTO様
      コメントありがとうございます。
      確かに村上が打席に立つと、特にランナーがいれば、相手投手は他の打者と対戦する以上の全力投球するはずです。
      さもなくばビビッて失投するかです。普通はなかなか打たせてもらえないところを打つのは並大抵ではありません。
      数えていませんが、村上の打点中ホームランによるものが結構多いはずです。
      得点圏にランナーがいる時にホームラン狙いばかりではなく、軽打でタイムリーがもっと打てれば
      村上無双振りがいよいよ本物になります。
      ヤクルトけんちゃん

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