村上VS近本

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

プロ野球はレギュラーシーズンが終了し、クライマックスシリーズの真っ最中です。

セリーグの新人王争いはヤクルトの村上と阪神の近本に絞られた感があります。
ただし、MVPと新人王は記者による（人気）投票ですから、必ずしも実力・実績が反映されるとは限りません。
それでは、彼らの今シーズンの成績を振り返って、比較してみましょう。

村上宗隆　19歳　高卒2年目　ドラフト1位　ポジション：三塁→一塁
打率.231 　143試合　593打席　511打数　118安打　36本塁打　96打点　184三振　74四球　5盗塁　9併殺打　15失策

近本光司　24歳　大学・社会人1年目　ドラフト1位　ポジション：センター
打率.271　 142試合　640打席　586打数　159安打　9本塁打　42打点　110三振　31四球　36盗塁　2併殺打　4失策

上記のような数字だったわけですが、村上の36本塁打は高卒2年目までの中西と並ぶ記録で、96打点は中西の86打点を上回る記録です。ちなみに今シーズンの本塁打王は43本、打点王は108打点（共にDeNAのソト）でした。
村上の184三振はセリーグで断トツの三振王です。

近本は159安打でそれまで巨人の長嶋茂雄が持つ新人の最多安打記録153安打を破りました。
また36盗塁で盗塁王のタイトルを取りました。

さて両者を比べてどうでしょう。ヤクルトファンの私としては村上に軍配を上げたいところですが、
村上が実質2年目で純粋な新人ではないこと、（というと、近本は大学社会人経由しての24歳ということもありますが）近本の活躍が阪神のクライマックスシリーズ出場の原動力の一つになったこと、盗塁王と言うタイトルを取っている事、以上を考え合わせると、近本有利と言えるかもしれません。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています