平松氏のお薦めは
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
日曜のフジテレビONEのヤクルトキャンプ中継の解説は平松氏でした。
平松政次氏は1967年~1984年の18年間大洋ホエールズ(今の横浜ベイスターズ)のエースに君臨し
201勝196敗16Sを上げた昭和の大エースの一人です。
当時の大洋はヤクルトと並んで弱かったので、この方が巨人にいたら300勝くらい
していたのではというくらいの昭和の大スターの一人です。
この方も他の大スターと似て(江川・清原他)現役引退後指導者(コーチや監督)には
就任していません。このような方は何かあるのかな?と勘繰りたくなります。
さてこの平松解説者は放送の間中よく語っていただきました。
特に(もともと投手出身ですから)ヤクルト投手陣に関する論評は拝聴の価値がありました。
平松氏独特の理論なのか、体の開きとかひじの曲がり具合とか細かく観察され、ここを
直せばよくなるとか、この癖がある限りダメ的な手厳しいお話でした。基本投球フォームから
の判断です。
その中で平松氏が手放しでほめていたのが清水投手です。清水投手は先発に回るべきと
何度も力説していました。
平松氏によれば一流投手は先発を目指すべし、という事です。
今年、寺島投手が先発に再チャレンジするとかありますが、どうでしょう。
清水投手はルーキー時代に先発で失格の烙印を押されています。
今の清水投手はルーキー時代とは別物かもしれません。
しかしこの投手分業化の時代に、清水投手は1イニング全力投球する方が適正なのかもしれません。
私も清水投手を始め寺島投手・長谷川投手・梅野投手等若手の力のある投手にはどしどし
先発チャレンジしていただきたいと常々思っております。
他に平松氏のご推薦は、石山投手・奥川投手・原投手でした。
逆に高橋投手・山野投手・星投手・長谷川投手・小川投手はフォームを直せば(体が開かないようにするとか)
素晴らしい投手になれると、素質はあるのに的な発言でした。
平松氏曰く、ヤクルトスカウト陣は素晴らしい人材を取っている。
ということはヤクルトの育成(コーチとか)がなっていないということになります。
平松理論が本当に正しいのかはわかりません。
指導者なんて10人いれば10通りの理論が出てきます。
よく言われるのは、あの選手は素質があったのに、コーチ陣にいじられすぎてかえっておかしくなった
という話です。
ヤクルトの2010年~2014年のドラフト指名を見ると。
(2010年より前の選手はほとんど残っておらず、2015年以降は若手として多く残っており
まだ結論が出ていないため)
野手では2010年1位山田、3位西田、2013年2位西浦
投手では2012年1位石山、2位小川しか残っていません。
高卒なら23歳から28歳、大卒で27歳から32歳。
本来ならヤクルトの中堅からベテランの域に達している、選手として一番油の乗り切った
年齢層の選手がこんなに少ないということは、やはり私が常々言うようにスカウトの目が
曇っているか、平松氏も言うようにヤクルトの育成(ファームやコーチ陣)がなっていないかです。
伊藤智仁新投手コーチも当然プライドがあるでしょうから、解説者がいう事をそのまま
取り入れることはできないでしょうが、いろいろな意見は選手に直接ではなく、
コーチが咀嚼・取捨選択し良いものはどんどん取り入れるべきかと思います。
特にヤクルトは2年連続最下位で、しかも特に投手陣が崩壊(特に先発が)したわけで、
それを立て直すのは簡単な話ではありません。
人の話を素直に聞けるというのも指導者としては必要な資質かもしれません。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
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